未来へと飛ばしてくれる音楽(Future Bass)
これまでの記事では、中世ヨーロッパ風ファンター異世界へと誘ってくれる音楽を紹介してきましたが、今回は趣旨をがらっと変え、未来の世界にぶっ飛ばしてくれる音楽を紹介していきたいと思います。中でも、フューチャーベースにフィーチャーしていきます!
1.Subtact - Restart
2.Kasbo - Again
こちらもモンスターキャット
3.Grant Bowtie - Reach
グラントは神
4.
グラントは神
5.
グラントは神
6.
もちろんモンスターキャット
7.
モンスターキャット
8.
モンスターキャットではなく、ミライキャット
9.Snail's House - Warp Star
フューチャーベースで一番好きです。
10.
がっつりフューチャーベースではないかもしれません。
11.Kizuna AI - Hello, Morning
一応入れときます。
Wave RacerやCosmo's MidnightやLindsay LowendやMaxoなども入れたかったのですが、未来の世界を感じるという意味では、やはり当時のモンスターキャットは最強です。
異世界(中世ヨーロッパRPG風世界)での暮らしにぴったりな音楽(ケルティック・民族音楽バンド編)3
1.Lúnasa
アイルランドのインストゥルメンタルバンド。
アマゾンのレビュー数がすごくて、有名なバンドのようだ。ここら辺界隈のことはあんまり知らないが、有名なだけあって、民族音楽の濃さをちょうど良く調節して、聴き馴染みの良い音に昇華している印象。外れ曲なしです。とりあえずこのアルバム流しとけば異世界いけます。
2.Luar Na Lubre
スペインのケルト音楽グループ。
スペインのグループというだけあって、情熱的な曲も収録されています。他のバンドとは少し雰囲気が違いますが、アクというかクセはかなり少ないので、聴きやすいです。歌がちょっと邪魔になる時もあるかもしれません。
3.Wolfstone
歌入りであったり、エレキギターが入ったりと、ロック要素が強めです。ですが、そんなに邪魔にはなりません。問題なく異世界に飛べます。
4.Solas
アメリカの音楽グループ。
lunasaのような洗練されたケルト音楽です。おすすめです!
異世界(中世ヨーロッパRPG風世界)での暮らしにぴったりな音楽(ケルティック・民族音楽バンド編)2
1.Annbjorg Lien
ヴァイオリンに加え、ニッケルハルパというスウェーデンの民族楽器や、ハーディングフェーレというノルウェーの民族楽器を演奏するらしい。正直どれがどの大人のか良くわからない。シリアスな雰囲気の曲もあるが、基本的には爽やかで、中世ヨーロッパに飛ばしてくれる音楽。
2.Hevia
スペインのバグパイプ奏者。
どちらかというと元気な雰囲気の曲が多い。収穫祭を思い起こさせるような、踊りたくなるような音楽。
3.Tsuumi Sound System
ツウミダンスシアターの音楽を担当するインストゥルメンタルバンドとのこと。
曲調は民俗音楽的だが、音の作りはかなり洗練されていて、現代的な印象。聴きやすく、一曲ごとのクオリティもバッチリ!これは良い異世界旅行ができそうだ。
4.Trouvere Medieval Minstrels
中世の音楽を奏でるPaul LeighとGill Pageのデュオ。
打楽器はほぼ入っていない。シターンと、多分フルートで構成されている。落ち着いた雰囲気の曲が大半を占める。浸れます。
異世界(中世ヨーロッパRPG風世界)での暮らしにぴったりな音楽(ケルティック・民族音楽バンド編)
1.Capercaillie
スコットランドの民族音楽バンド。基本的にはインストではなく歌入り。
4のThe Aphrodisiacは特に異世界の街の風景が浮かぶ曲となっている。
2.Andy Irvine & Davy Spillane
アイルランドのフォークミュージシャンのAndy Irvineとアイルランドのイリアン・パイプス奏者であるDavy Spillaneによるアルバム。アイルランドの民族音楽とブルガリアやマケドニアの伝統音楽を融合させたものとのこと。
異世界の街の様々な場面を切り取ったかのような佳曲が並ぶ。
3.Eileen Ivers & Immigrant Soul
全体的に明るい雰囲気の曲が多い。異世界の街に期待を膨らませる旅人の気持ちになれるかも!
4.Flook
アングロ・アイリッシュバンドFlookのアルバム。
ギターやフルートの美しい音色と、軽やかなリズムがとても心地良いです。全曲通して爽やかな風を感じる音楽です。普段歩いている見慣れた街も新鮮に映るかもしれません。
異世界へぶっ飛べる音楽(エレクトロニカ編)
1. Kettel - Volleyed Iron
イメージさせるのは、森や、その中に佇む湖と言ったところか。森は森でもよくある日本の森ではなく、ファンタジー世界の中のエルフの森のような幻想的な空間を想起させる。他のアルバムでは割と強めにビートが鳴っているが、このアルバムではなりを潜めており、甘美なアンビエント作品に仕上がっている。この音楽は、都会にあるちょっとした自然をも、美しく彩ってくれるだろう。
2. Secede - Tryshasla
こちらもオランダの電子音楽家である、Secedeの2枚目のアルバム。
このアルバムも、森や自然の中を想起させる。しかし、どこか未来的な雰囲気も漂う。まるでこの先の人間社会が滅び、未来的な構造物を自然が覆う世界に、新たな文化が息づきつつある世界のようである。上記のKettelのアルバムよりも、全体を通してメロディがはっきり流れており、聴きやすいのではないかと思う。異世界感はかなり高いのでおすすめです。
3.Ametsub - All is Silence
ジェケット通りの、退廃的空間が目の前に広がるような音楽。
4.Boards Of Canada - Music Has The Right To Children
スコットランドエレクトロニック・ミュージック・デュオBoards Of Canadのデビューアルバム。
このアルバムの雰囲気は、今回紹介する音楽の中でも 一段と有名なアルバムでありながら、かなり異質。想起させるのは、自然の風景もなく、近未来的な都市でもない。それは行ったこともないのに、子供の頃の記憶の影に残っている場所であり、この世のどこでもない狭間の世界のよう。居心地の悪い懐かしさのようなものがありながらも、浸っていたいような不思議な感覚があり、まさしく異世界の感覚を味わえる。
5.Hammock - Maybe They Will Sing For Us Tomorrow
アメリカのアンビエント・ポストロックバンドのHammockによる4枚目のアルバム。
バンド名が表すように、少し牧歌的な雰囲気も感じるアルバム。微かに明るくなりつつある、朝の山間の風景を思わせる。しかし、現実にはないような壮大な空間の広がりを感じさせる。
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現実逃避の方法
では、理想とする「非現実」へと逃避するためには、どのような方法が考えられるでしょうか。現時点で思い当たるところを書き出してみたいと思います。
1望む非現実に類似する場所へと赴く
(旅行・キャンプ・温泉etc)
2ゲームの世界に浸る
(テレビゲーム・VR)
3映像作品やイラストを鑑賞する
(映画・アニメ)
4情景の浮かぶ音楽を聴く
(サウンドトラック・インストゥルメンタル)
5明晰夢を見る
こんなところでしょうか。さて、では1から順に見ていきたいと思います。
1望む非現実に類似する場所へと赴く
現実を非現実へと、非現実を現実へと近づけることを目標としている当ブログにおいては、現時点では最強の方法であると考えられます。
私の場合は、非現実の中でも、「なろう系の異世界」とりわけ「中世ヨーロッパRPG風の世界」に強い憧れを抱いております。ヨーロッパに旅行に行けば、中世の情緒を今に残す都市は多くあると思いますし、キャンプで自然に触れることで、フィールドを探検している気分になることもできるでしょう。
ただし、場所によってはかなりの資金と時間が必要になります。最高の方法ではありますが、実現難易度もなかなか高いです。
2ゲームの世界に浸る
最近は、オープンワールド系のゲームも充実しており、お手軽に異世界での冒険を楽しむことができます。ただし、ゲームの中に広がる世界は、現実とは全く乖離した世界です。現実を非現実に近づけたいという当ブログの趣旨にはあまりそぐわないかもしれません。ただし、イマジネーションを得られる部分は大いにあると思います。
3映像作品やイラストを鑑賞する
2の方法と似ています。映画などの映像作品の場合は、ゲームの場合よりもさらに自己の介入がすくないですね。イラストや画像などは、ゲームや映像作品ほどの没入感はないかもしれませんが、程よく想像を掻き立ててくれます。
4情景の浮かぶ音楽を聴く
映像作品やゲームほどの非現実感はありませんが、現実の中で、現実のまま世界を彩ってくれます。1の方法と組み合わせると、かなりの効果があるのではないかと思います。
5明晰夢を見る
ネット上ではその存在が噂されていますが、私にも体感した経験がないので語ることができません。しかし、現実のようなリアリティな質感を持った夢の中を、自在に操ることができるというのはかなり魅惑的です。
以上5つの方法を見てまいりました。個人的には4の音楽鑑賞にかなりの可能性を感じております。2のゲームや、3の映像作品においても、非現実感の演出に、音楽というものはかなり大きな役割を果たしているのではないでしょうか。
ということで、次回からは非現実空間や、異世界にぶっ飛べる。もしくは日常を少しワクワクしたものにしてくれるような音楽を紹介していきたいと思います。
非現実への渇望
「現実逃避」などと冠しているブログではありますが、私自身、実はそう大して過酷な現実に身を置いている訳ではなく、解決困難な問題を抱えているわけでもございません。
私の持つ現実逃避への渇望というのは、逃げたい「現実」があるというよりも、逃げ込みたい「非現実」があるというところにその源泉があります。それは、二度と戻ってこない子供の頃の夏休みであったり、アニメにしか存在しない中世ヨーロッパ風のRPGの街並みであったり、まだ出会ったことのない景色(西洋風の森の中の湖や、どこまでも続く美しい川など)であったりします。
現実が辛いわけではない。でも果てしなく物足りない(〇〇が可愛すぎて生きるのが辛い的なのにも似ているんでしょうか)。そんなモヤモヤとした思いを抱えながら生きている方はおそらく少なくないでしょう。私も、そのような思いを抱える一人の人間として、手の届くはずのないそんな非現実を少しでも現実へと近づけていきたい。そんな思いでこのブログを開設しました。